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契約ゼロから、最優秀賞営業へ。貫き通した信念と、駐車場営業で見つけた喜び

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千葉忍 31歳(取材当時)
2018年中途入社。宮城県出身。
日本体育大学時代はカヌー部で活躍。人材紹介企業を経て、26歳の時に当社に転職。その4年後、営業として最優秀賞に輝く。

前職とは正反対の会社へ

―2022年の最優秀営業に選ばれたそうですね

千葉:はい、すごくうれしかったです。帰宅してすぐ妻に報告しましたし、賞状の写真をスマホで撮って、宮城にいる両親にも送りました(笑)。転職したことで、心配をかけていましたからね。両親もようやく安心してくれたようです。

―現在のお仕事内容は?

千葉:今は世田谷区と目黒区を担当していて、エリア内の新規営業と、既存の現場(D-パーキング)を100か所ほど担当しています。新規営業というのは、不動産業者や土地のオーナーさんを訪問して、新たな駐車場を提案していく仕事。既存営業というのは、D-パーキングのオーナーさんからのさまざまな問い合わせや相談に対応していく仕事です。相談の内容は、賃料についてだったり、駐車場のゴミの問題などいろいろですね。

―転職した背景は?

千葉:前職は、人材派遣会社の営業です。大学を卒業後、新卒で入った会社でした。転職を考えるようになったきっかけは、3年目に名古屋への異動を打診されたこと。ちょうどそのとき、結婚を考えていたので、「今は異動できない」と返事をしたのですが、それから上司からの当たりが強くなったんですよ。理不尽なことを言われたり…。このままじゃメンタル的にもよくないし、環境を変えようということで、転職サイトに登録したんです。

―大和ハウスパーキングに決めた理由は?

千葉:転職エージェントから、同じ大学のOBも活躍していると聞いて、見学に行ったんです。そうしたら、前職と違ってすごく静か。驚きましたし、いいなと思いました。前職は常に怒鳴り声が聞こえるような職場だったので、まるで正反対。見学や面接などで会った人たちも、自分に合うと感じ、ここならば、ストレスなく働けるんじゃないかと思いました。

―試験はどうでした?

千葉:僕は勉強が苦手だったので、適性検査は全く自信がなかったんです。それなのに合格をいただけたので、人柄を見てもらってるのだと思い、うれしくなりました。それも入社の決め手になりましたね。

―入社にあたって不安はありませんでしたか?

千葉:駐車場事業については正直、全く知識はありませんでしたが、同じ営業職なので、やることは一緒なんじゃないかと思っていました。また大和ハウスグループの一員ということで、安定もしていそうですし、僕は安心して飛び込むことができました。

契約がとれない時間もムダではなかった

―入社後はどうでしたか?

千葉:先輩の営業活動に同行することからスタートして、2週間後には1人で飛び込み営業をしていました。最初は渋谷区と新宿区を担当していて、エリア内の不動産業者をひたすらまわってましたね。

―不動産業者をまわる狙いは?

千葉:コインパーキングを考えている土地オーナーさんや、月極駐車場からコインパーキングへの切り替えを考えているオーナーさんを紹介してもらうためです。

―1日にどれくらいまわるのですか?

千葉:多いときは1日に50軒ほどまわっていましたが、自分としては、苦ではありませんでした。この営業では、それが当たり前だろうと思っていたので。

―契約はすぐにとれましたか?

千葉:いえいえ。僕は初契約まで、10か月かかりました。でも1つ決まると、立て続けにポンポンと決まっていきましたね。

―契約が取れ始めた理由は?

千葉:いちばんは、まじめにちゃんとまわり続けていたことじゃないですか。初契約の時のお客様も、「前に名刺を置いててくれたよね」と急に連絡をくださったんですよ。それまでの10か月間がムダじゃなかったんだと思いました。もちろん、営業方法も自分なりに工夫するようにはなりました。最初は不動産業者だけに頼っていたのですが、自分で気になる土地を見つけたら、登記簿で調べて、オーナーさんに直接アプローチするようになったんです。それから成約率が上がりましたね。オーナーさんってたいてい、おじいちゃん、おばあちゃんなんです。で、自分で言うのもなんですけど、僕はおじいちゃん、おばあちゃんに受けがいいんですよ(笑)。

聴く側に徹する

―自分の強みを活かせるようになったということですね。オーナーさんと話すときに心がけていることはありますか?

千葉:僕は、聴く側に徹しています。オーナーさんって、話をしたい方のほうが多いんですよ。だから、話をじっくり聴いてさしあげることで、気持ちよくなっていただくことが大事。そのなかで、土地に関する不安だったり、不満だったりが出てくれば、「うちならこんなことができますよ」と提案していくんです。

―土地以外の話になることもある?

千葉:もちろんあります。最近のニュースや、ご家族のこと、趣味の話、以前やっていらしたお仕事の話など、話題はいろいろです。そういうお話を聴くのが、僕も楽しいんですよ。ですから自分としては、「営業をかけにいく」というよりも、話をしにいってる感じ。そうやって仲良くなっていくと、自然と契約にもつながっていきますし。あとは、なるべく直接会うよう心がけています。電話だと不審がられることも多いんですよ。だからできるだけ直接お会いして、お話しするようにしています。

―土地の見つけ方はどのように?

千葉:車で走りながら探しています。ターゲットとなるのは、空地や、解体中の現場など。自分だったらここに駐車場を作りたいな、ここに駐車場があったら便利だろうな、と思える場所を探しています。そういう意味でも、車の運転は大事ですね。最初は電車で移動していたんですが、車で移動することで、土地も見つけやすくなりました。

自分のペースで営業できる

―1日のスケジュールはどんな流れ?

千葉:朝9時に出社して、営業の準備をして、10時には会社を出ます。正午までは、自分の担当エリアの不動産業者をまわり、午後は、紹介されたオーナーさんを訪問したり、気になる土地があったら、登記簿でオーナーさんを割り出して、電話をかけたり、訪問したり。登記簿はパソコンでも調べられるので、ずっと車の中で仕事をしています。会社に戻るのは18時くらい。そこから駐車場のレイアウトを組んだり、提案書を作成したりして、19時には帰社しています。

―前職も営業だったそうですが、なにか違いを感じますか?

千葉:そうですね、ちょっと違いますね。前職の営業は金額でほぼすべてが決まっていましたが、当社の営業は金額だけじゃないんです。例えばオーナーさんにお支払いする賃料が他社より低かったとしても、オーナーさんとの関係性であったり、アフターフォローの部分であったり、判断してもらえる要素が多い。ですから、より自分自身を評価してもらえると感じます。

―職場の雰囲気はいかがですか?

千葉:前職とは全然違いますね。前職ではあまり自分の仕事に自信が持てなかったんです。数字のことで怒られることも多かったですし…。でもこの会社に入ってから、上司から詰められるようなことは1度もないですね。自分のペースでやりたいようにやれています。

―入社後、契約が取れない時期が長かったというお話でしたが、その時も、怒られるようなことはなかったのですか?

千葉:ええ。その時に上司から言われていたのは、「コツコツとやり続ければ、結果は出る」。それだけでした。当時は「冷たい」と思ったこともありましたが、今思うと、正しかったと思います。その上司のことは今も尊敬しています。

転職してよかったと思う理由

―この仕事のやりがいは?

千葉:いちばんは、オーナーさんに喜んでもらえることですね。年金で生活していらっしゃる方も多いので、収益が上がったときはすごく喜んでくださいます。また、オーナーさんの中には、大きな会社の社長さんだった方もいらっしゃったり、いろいろなご経験をされてきた方が多いので、お話を聴くだけでとても勉強になります。この仕事を通じて得られた人間関係は、自分の財産だと思っています。

―大和ハウスパーキングの福利厚生面はどう?

千葉:とにかくホワイトな会社です。18時になったら、上司から「帰れ」と言われますから(笑)。有給休暇も取りやすいですし、3か月に1日は「ホームホリデー」という休みも取れるんですよ。妻も「転職してよかったね」と言ってくれています。

―最後に、求職者の皆さんにメッセージをお願いします

千葉:そうですね。正直、当社に転職したとしても、すぐには結果は出ないと思います。最初の1年はガマン。でも、めげずに種をまき続けていると、必ず結果が芽吹いてきます。僕も上司からそう言われてきましたし、そう信じてやってきました。その結果、最優秀賞までいただけたので、信じてやり続けて本当によかったと思っています。コツコツとまじめに続けていれば、ちゃんと結果が出る仕事。働く環境にも恵まれていますし、チャレンジしてみる価値はあると思いますよ。

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