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コインパーキングのオープンに密着。工事職の仕事内容と苦労、やりがいに迫る

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誰もが知っている、コインパーキング。でも、その駐車場の開設や運営のかげで、誰が、どんな仕事をしているのかは、あまり知られていないはず。そこで、さまざまな社員の仕事に1日密着!それぞれの職種の仕事内容をリアルに紹介していきます。今回は本店工事課の鈴木康太さん(2023年キャリア入社)に密着しました。

鈴木康太
パーキング事業本部 本店工事課
東京都出身。2023年に配管設計会社から転職。工事課にて施工管理を担当。趣味は子供達とお出かけする事。

8:45 出社

昨日は現場から直帰したため、作業着で出社。社内には更衣室もあるので、カジュアルな服装で出社OKです!

2024年2月末に新装されたばかりの東京本社オフィスは、フリーアドレス。今日は、立ったままでも仕事ができるデスクを選択した鈴木さん。目の前に座っているのは、仕事のパートナーで上司の服部さんです。ちなみに隣は、全く違う部署の同僚たち。新オフィスになってから、部署の垣根を超えたコミュニケーションも活発になっているそうです。

9:00 業務開始

東京本社の業務は、毎日、ラジオ体操からスタート。工事職も、営業職も、事務職も、みんなでなごやかにラジオ体操!体を動かすと、気持ちにも自然とスイッチが入ります。

9:10 タスクチェック

いよいよ、今日の仕事を開始。まずはPCを開いて、届いているメールを確認。工事業者からの請求書や納品書、発注書、駐車場に取り付ける看板の校正など、工事職のもとには毎日さまざまなメールが届きます。

今日はこの後、新規のコインパーキングの最終確認を行う予定。一緒に現場へ行く上司の服部さんと、駐車場の場所や、作業の内容、その後のスケジュールなどを入念に打ち合わせ。

いよいよ社用車に乗り込み、新規オープンの現場へ出発。必要な用具や資材はいつも、前日のうちに積み込んでおくのがルーティーン。

本店の工事課は20名ほど。東京23区一円を担当しており、多いときは1日に8か所の駐車場を回ることもあるそう。道具や資材があるため、移動はすべて車。前職ではあまり車を運転することはなかったが、この会社に転職してから「運転にも慣れた」とのこと。

12:00 現場に到着

到着した現場は世田谷区。静かな住宅街の中のコインパーキングで、面積は約120㎡。これから服部さんと2人で最終確認を行い、完了しだい、オープンさせるとか。毎週1~2件のペースで同様のオープン作業があるそうです。

まずは、精算機をチェック。料金などを設定していきます。ひとことで料金設定と言っても、実はけっこう複雑。例えば、車が入った後、何分後から料金を発生させるのか。曜日や時間帯によっても料金体系は異なります。スマホでマニュアルを確認しながら、慎重に設定を行っていく鈴木さん。

作業がひと段落したところで、ランチタイム。移動の途中で外食することもあるけれど、今日は車の中でお弁当です。実は、上司の服部さんも転職経験者。でも前職も同業だったので、「技術力が高く、引き出しが多い。教え方もていねい」と、鈴木さんはとても尊敬しています。そんな服部さんに、鈴木くんのことを聞いてみると、「顔はしゅっとしてるけど、おっちょこちょいなとこがあるよね(笑)。勉強することも、まだまだたくさん。でも、素質はあります。優しそうな雰囲気がいい。業者さんも、他部署の人も、みんな接しやすいと思っているんじゃないかな。そこが大きいと思う。うちの工事職は、人と関わり合いながら進めていく仕事。手先の器用さより、コミュニケーションや調整力のほうが大事なんですよ」。ランチタイムは、先輩の貴重な話を聞ける時間でもあります。

休憩を終えたら、作業を再開。精算機の設定が完了したら、準備金(おつり)を入れて、動作を確認します。大量の硬貨を1枚ずつ入れていくのも、けっこう大変。また最近は、コインパーキングの設備も進化しています。この駐車場も最近主流のセンサー式。センサーや監視カメラが正常に作動するか。スマホ決済機能や、EVの充電器もちゃんと使えるか。確認すべき機器も増えてきました。以前はそれぞれのメーカーに最終確認を任せていたそうですが、最近は自分たちで行うことでコストを抑えています。

2時間ほどかけて、すべての最終確認作業を完了。いよいよ自分の手で電源を入れ、「空」のマークを点灯。出入口のロープを外して、新規オープンです!

「初めてここに来たときは、雑草が生えている空き地だったんですよ。そこがこうしてコインパーキングに生まれ変わって、感慨深いです。住宅街の中なんですけど、ニーズはあると思うんですよ。住民のお客さんや、近隣の工事関係者、深夜だけ利用する人とか。早く車が止まってくれないかなぁ。1台止まると安心するんだけど(笑)」

16:00 本社へ帰社

いくつかの駐車場をまわって、測量作業や、工事状況の確認、精算機の交換作業などを行った後、本社へ戻った鈴木さん。その後は、図面・報告書・打ち合わせの議事録・出金書類の作成など、たくさんのオフィスワークに取り組み続けます。

17:00 チームミーティング

工事課スタッフは全員が5件以上の担当を持っており、新規の準備を同時進行させている忙しさ。そこへさらなる新規案件が飛び込んでくるため、お互いのスケジュールを共有し、調整しあうのも大事な仕事。また、ときには営業職や運営職も交えて、これから作っていく駐車場の内容を話し合うこともあります。

18:00 業務終了

定時は18時。1~2時間の残業をすることもありますが、週に3日は定時で帰ることができているとか。今日も1日、おつかれさまでした!

改めて、 鈴木さんにインタビュー

―この会社に転職した理由を教えていただけますか?

僕が転職しようと思った理由は、ワークライフバランスをよくしたいと思ったからです。前職は勤務時間がとても長く、ほぼ毎日終電で帰る生活でした。その点、この会社は土日祝日がちゃんと休めるし、定時でも帰りやすそう。また面接で会社を訪問した時に、社員の皆さんが明るくて、楽しそうに働いているなと思いました。

―実際入社してみてどうでした?

イメージ通りでした。ワークライフバランスがとれるようになったし、社内の風通しもいいです。上長がちゃんと部下の話を聞いてくれますし、仕事でミスをしたときも「自分も昔はミスをした」と励ましてくださったり。他部署の人も気さくに声をかけてくれるので、すぐに職場になじむことができました。

―工事職をやってみての感想は?

ひとつのコインパーキングを作るために、こんなに考えなきゃいけないこと、やらなきゃいけないことがあるんだ!と驚きました。そこは想像以上でしたね。測量や図面の作成などいろいろな仕事があるし、フェンス、アスファルト、ライン、看板、機械の設置など、いろいろな業者と協力して作り上げていくので。

―苦労する点は?

土地の形状はさまざまで、真四角な土地はないんです。入口が狭くて、奥が広い、扇型の土地が多い印象ですね。東京は坂が多く、勾配がきついところも、けっこうあります。そういったさまざまな形状や環境の土地に、規定に沿った形で、駐車場の図面を書いていく作業は苦労することが多いですね。

―工事職にとって大切なことは?

僕は、車の入りやすさを重視して図面を書くように心がけています。あと精算機の位置や、看板の位置も大事。もうひとつは、業者さんとの信頼関係づくりですね。実際に工事を行うのは、業者さん。僕たちはそのマネジメントをする役割なんです。的確な情報や指示を伝えることはもちろん、普段から感謝の気持ちをもって接し、余裕を持ったスケジュールを組むよう心がけています。無理をさせれば、工事の質も悪くなるだけですから。また信頼関係ができていれば、こちらが本当に困ったときに助けてもらえたりするんです。また僕らは、オーナーさんや営業と、外部の業者さんとの調整役でもあります。いろんな意見を聞きながら、カタチにしていく必要があるので、技術以上に調整力も求められる仕事だと思います。

―この仕事の魅力は?

何気ないコインパーキングに、いろんな人の知恵と技術がつまっているんですよ。だから自分で立ち上げた駐車場は、わが子に近い感覚。オープンした後は、PCでちょくちょく稼働状況を確認してますね、ちゃんと車止まってるかな?と(笑)。プライベートでも、自分が立ち上げた駐車場に狙って止めに行きます(笑)。家族や友人にも、ここは自分が作った駐車場なんだよと自慢したり。それがこの仕事の醍醐味じゃないですかね。

―今後の目標は?

自分の地元に新しい駐車場を作れたらいいですね。なので、地元で土地を見つけたら写真を撮って、営業に伝えているんですよ。実際、地主さんにアプローチしてくれているみたい。その話が進んで、自分が担当できたら、こんなにうれしいことはないですよね。

―D-Station構想についてはどうとらえていますか?

すごく興味があります。車を止めるだけだった場所に、何かをプラスアルファできればいい。面白い!と思ってもらえる駐車場を作れるよう、自分なりに考えて、発信していきたいと思っています。部署に関係なく、誰でも発信しやすい会社だと思うので。

(D-Station構想についてはこちら

―最後に、大和ハウスパーキングに転職してよかったですか?

はい。僕はこの会社に来て、久しぶりに笑えるようになったんです。前職は、図面を書くことが好きで入った会社でした。なのに働き方があまりにもつらすぎて、嫌いになってしまいました。でもこの会社では、いろんな人と話し、協力しながら、楽しく働ける。そこがいちばんよかったと思います。

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