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現在の採用状況は?どんな人材が活躍できる?応募動機は?採用に関する素朴な疑問に答える「人事座談会」を開催しました

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宮崎啓三
経営企画部長
福岡県出身。2014年に人材系企業から転職。2社統合の推進メンバー、事業業務支援部、内部監査を経て、現職。総務部長も兼務。キャリアコンサルタント。趣味は食べ歩き。
西村未来
総務部総務課
神奈川県出身。2013年に出版取次会社から転職。4年前に総務部に配属され、採用、広報、給与、保険など幅広く担当。趣味はカメラ。愛猫の撮影にはまっている。
山本有紗
総務部総務課
大阪府出身。前職は大和ハウスグループの一社であった大和リゾート株式会社の総務人事。2022年に当社へ出向し、2023年に当社へ転籍。現在は人事・総務の他、社長秘書も担当。趣味は自宅のプロジェクターを使用して大画面でスポーツ観戦すること。

業界は好調なのに、人が足りない

―まずは現在の採用状況を教えてもらえますか?

西村:コロナ禍の間は採用をストップしていたのですが、2022年からは年間を通じて社員の募集をしています。募集の背景としては、事業拡大のため。これに尽きますね。人が足りない状況が続いているんです。

宮崎:当社のビジネスはストック型なんですよ。9割以上の売上が、既存の駐車場が産み出す収益。そこに新しい駐車場を見つけてくるのが営業なので、営業の人材強化は常に必要なんです。親会社の大和ハウス工業と一緒に5カ年の中期経営計画を立てていましてね。具体的に言うと、2026年までの5年間で売上を約2倍の250億円にする、という目標を立てているんです。この目標を達成するためには、営業だけで少なくとも、あと20人は必要だと考えています。

―現在の業績は?

宮崎:業界的には追い風が吹いています。コロナ禍が明けて、人が動き始めると、駐車場ビジネスもよくなっていきますから。ところが当社は今、人が足りない状況。追い風を十分にとらえきれていないもどかしさを感じています。ですから特に営業の採用に力を注いでいますし、営業がもっと営業活動に専念できるよう、資料作成や調査といった業務をサポートするスタッフも、全国で採用を始めたところなんです。

活躍できる人材のタイプ

―どんなタイプの人材を求めていますか?

西村:私は一次面接に同席することが多いんですけれど、元気があって、勢いがある人は、いいなと思いますね。特に東京本社は今いるメンバーとは少しタイプが違うような、ガツガツ系(笑)の人が欲しいよね、という話は営業課長ともよくしています。

山本:あと、土地のオーナー様と交渉できる人かどうかも大事なポイントですよね。オーナー様と信頼関係を築いて、要望を引き出したり、提案ができるかどうか。職歴に関係なく、年上に好かれるタイプの人は、営業として成功している印象があります。

―土地のオーナー様って、どんな方々?

宮崎:60代、70代の方が多いですが、もう少し若い世代の2代目オーナー様もいらっしゃいます。いろんな個性の方がいらっしゃいますが、気に入られるとすごくかわいがっていただけますよ。

山本:野菜を持って帰りなさいと言われたりね(笑)。クレームが仕事につながることもあるみたいですし、そういう意味では、営業の醍醐味が味わえるかも。

宮崎:私が思うに、駐車場の営業って、ちゃんとやれば、ちゃんと成果が出る営業なんですよ。不動産業者さん、土地のオーナー様、大和ハウス工業の拠点をコツコツと回って、「いい情報はないですか?」と声をかけ続ける。そういう地味なことをちゃんとまじめにできる人が、うちの営業にはあっていると思うな。

西村:たしかに、やるべきこと、自分が決めたことを、こつこつとやり続けている人、努力できる人は、成績もいいですね。

宮崎:適性検査でもそういう部分を重視しますし。あとはなんでもいいので、たとえうまくいかない時期があっても、めげずにやり続けてきたことがありますか?といった質問はよくしています。

山本:そういう意味では、転職回数があまりに多いと、気になることはあります。事情はいろいろとあるとは思いますが。

宮崎:もう1つ大事なのは、セルフマネジメントができるかどうかなんです。うちの会社は、課長自ら数字目標を持って現場を飛び回っていますので、手取り足取り教えてもらえるわけではないんですね。もちろん研修や先輩がついて指導したりはやるんですけど。ただいくら新人といっても、先輩や上司に指示されるまで待っているような人は困るわけです。仕事や突破口を見つけて、と自分から動ける人が当社には向いていると思います。

さまざまな業界経験が活きる

―どんな経歴の方が活躍していらっしゃいますか?

西村:それは面接でもいちばん多い質問なんですよ。

宮崎:駐車場の営業って、なかなかイメージしにくいんだろうね。

西村:そうなんですよね。もともと経験者なんて少ないですしね。実際、社員のほとんどが未経験からのスタート。なかには営業や販売すら未経験という社員もいます。

山本:動画クリエイターとか、スーパーの鮮魚店で魚をさばいていた人とか(笑)。携帯電話の販売をしていた人もいますね。

西村:でも、そういう異業種の経験やコネクションを、駐車場の営業活動にうまく活用している人もいるみたい。

宮崎:不動産業者やオーナーさんとコミュニケーションしていくうえで、いろんな業界経験や人脈が活きてくるんだよね。だから、異業種の経験も決してムダにはならない仕事だと思う。

人気の秘密は、ワークライフバランス

―面接のスタイルは?

西村:一次面接は、対面か、Webか、ご本人の希望をうかがっています。最近はWebが多いですね。最終面接は、本社に来ていただき、対面で行っています。ぜひ職場を見ていただきたいですし、私たちも、応募者のお人柄を対面で感じたいので。

―どういう応募動機が多いですか?

宮崎:特殊な業界ですし、正直、最初から「駐車場の営業がやりたいです!」という人は少ないです。それよりも、大和ハウスグループであることに魅力を感じている人が多いかな。

西村:応募動機としていちばん多いのは、ワークライフバランスの良さだと思いますよ。残業が少ないですし、休みもちゃんととれますし。働きやすさに魅力を感じて応募してくる方はすごく多いです。

山本:それと、「自分で考える営業ができそう」という声も多くないですか?

西村:そうそう。当社の営業スタイルは、決まった形があるわけではなくて、「こうやったらどうだろう」と自分で考えて、動くことができるからね。

宮崎:あとは例えば、今は販売職をやってるけど、いくらがんばっても評価されない。だから営業に挑戦してみたいと。なかでも駐車場事業の営業は始めやすいし、がんばればインセンティブもある。そういう人は、入ってから伸びるんです。

山本:ワークライフバランスも大事なんですが、そういうふうに、仕事に魅力を感じて応募してくれる人はうれしいですよね。

入社後はeラーニングで基礎を勉強

―中途入社の場合、入社後の研修などはありますか?

西村:入社後はまず、eラーニングで勉強をしていただきます。駐車場の機器や法律など、業務に必要な知識を1から勉強できるので、未経験からの挑戦でも大丈夫です。ただし、コンテンツごとにミニテストがあって、合格しないと次に進めないので、しっかり勉強する必要はありますね。

山本:といっても、そんなに難しい内容ではないので、大丈夫です(笑)。

―社員の平均年齢は?

西村:会社全体だと、41、2歳というところでしょうか。人が辞めないので、平均年齢はどんどん上がっている気がする(笑)。

山本:でも、本店営業課だけだと、もっと若いですよね。本店長が43歳で、課長が42歳と39歳。最年少の営業社員は22歳ですし。

―必要な資格などはありますか?

山本:車の免許ですね。営業活動に車を使うということもありますが、車を駐車する人の気持ちがわからないと、企画や提案もしにくいと思うんですよ。

―ペーパードライバーの人も大丈夫?

宮崎:たまにいらっしゃいます。ダメというわけではありませんが、運転が苦手という人は入社後に上長を隣に乗せて運転してもらって、合格したら、運転許可をだすようにしています。

西村:もちろん、営業車も用意されています。それくらい、車はうちの営業にとって重要なんですよね。

会社に芽生え始めた新たな変化

―D-Station構想についても教えていただけますか?

西村:最近、面接でも、D-Station構想について質問してくださる方が増えているんです。うれしいですよね。「こんなこともやっているんだ」と興味を持ってくれている人が増えているみたいで。

宮崎:D-Station構想の内容の詳細については採用サイトを見ていただきたいのですが、要は駐車場事業が安定期に入ってきていて、将来に向けて新しい柱を作っていかないといけないよね、ということなんです。でも経営企画部だけで考えていてもしょうがない。社員みんなで考えて、新事業を考えることはもちろん、日々の業務をどう見直すか、というところにつなげていってほしいというのが私たちの願い。だから今作り直している評価基準にも新たに加えたんですよ。日々の業務と同時に、D-Station構想に沿った動きをしているか、ということを。

西村:今年の4月に社長も変わりましたし、社内も変わり始めている雰囲気はありますね。

―新社長はどんな方?

宮崎:大和ハウス工業の営業トップだった方がいらっしゃったんです。私としては、話がわかりやすいし、営業としてうなずけるところがたくさんあります。決断も早いので、仕事がしやすいです。山本さんは、秘書の立場から見てどう?

山本:かなりフットワークが軽い方ですね。動いていないとだめなタイプみたいで(笑)、いつも全国を飛び回ってトップセールスをしていらっしゃいます。週の半分は本社にはいらっしゃいません(笑)。あと、ゴルフが大好き。だからなのか、歩くのも早いし、姿勢もすごくいいです。ちなみにゴルフの腕前もとてもお上手みたいです。

西村:社員に対しても、フレンドリーですよね。私たちにも「あのさぁ」って気軽に話しかけてこられるし(笑)。

宮崎:営業としては、学べるところがたくさんあると思います。社内もピリッとしてきた感じがあるよね。

山本:当社の経営理念は、「Try to change」なんですけど、社員皆でどんどん新しいことを考えて発信することを歓迎してくださる方なので、変化を楽しむという文化が本当の意味で根付き始めていると感じますね。

「工事」と「営業アシスタント」も急募

―営業以外の職種の募集状況はどうですか?

西村:今、工事と営業アシスタントの募集はちょっと急いでいます。

―工事は、どんな人材を求めていますか?

山本:工事の一次面接で、よくする質問があるんです。「あなたは指示をするのが好きですか?それとも、指示をされて働くのが好きですか?」という質問なんですけど。

―どちらのポイントが高い?

山本:前者ですね。というのも今は、メンテナンスの業務を外注にしたので、協力会社様に的確な指示をしたり、社内外問わずコミュニケーションを取って着実に仕事を進めていったりすることが、工事のメインの役割になっているんですよ。

―工事では、どんな経歴の人が活躍していますか?

西村:いろいろですね。測量士、設備設計のエンジニア、車の整備工場で働いていた人、フィールドエンジニア…。業種を問わず、図面が読める人であれば、大丈夫です。さらに、CADができる人、施設管理の経験がある人は、大歓迎です!

―営業アシスタントはどんな仕事ですか?

宮崎:営業アシスタントは、最近できた新しい職種なんですよ。従来は営業がやっていた、営業以外の仕事をサポートしていただきます。例えば、営業が見つけてきた土地のオーナーを調べたり、土地の簡単な測量をしたり、図面や提案書を作成したり。契約後のオーナーさんのフォローも大事な仕事になるでしょうね。理想としては、営業3~4人に1人の割合で、営業アシスタントをつけていきたいなと考えています。

会社の成長を間近で実感できる

―最後に、大和ハウスパーキングって、どんな会社?

西村:いい人がすごく多い会社だと思います。丁寧で、真摯に向き合ってくれる人が多いというか。しかも、みんなほぼ中途で入ってきているので、なじみやすいと思いますね。前職もそれぞれなので、いろんな業界の話を聞けるのも楽しいかも。初めての転職でも、心配せずに飛び込んできてもらえると思います!

山本:当社は大和ハウスグループに入ってまだそんなに時間がたっていないんですよね。若い会社ですし、規模もまだ200人くらい。大和ハウスと聞くと大企業というイメージをもたれることも多いのですが、当社はそこまで大企業ではないので、業務が細分化されておらず色々なことにチャレンジできる環境もあると思います。

宮崎:特にこれから入る人って、会社が変わる節目に入ってくることになるんだよね。会社の第二創業期というか、すごく面白いフェーズで入社できる。だからぜひ、変化を楽しむ気持ちで入ってきてほしいです。若い会社なんですが、駐車場業界ではもう全国で3位。たくさんの人に名前も知られてきましたし、駐車場だけじゃなく、いろんなこともやり始めています。変化を楽しむ気持ちで働いていけば、会社の成長をすぐそばで実感できるんじゃないかな。

西村:この会社がどこまで大きくなるのか、私たちも楽しみにしているんですよ。

山本:そのためにも、新しい仲間にどんどん集まっていただきたいですよね。

全員:たくさんの方のご応募をお待ちしています!

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